[51] デジタル時代の研究者アーカイブとその系譜

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タイトル別名
  • [51] Genealogy of Scholars’ Collections in the Digital Age

抄録

<p>本報告は、デジタル時代において研究者の蔵書や資料が「アーカイブ化」されるという事態の意味を、それらの資料の蓄積自体の系譜に着目し、歴史的文脈に位置付けることを目的とするものである。近代以降、日本では様々な経緯から、研究者資料の収集保存が進められ、アーカイブされてきた。一方で、近代以降、現在までの間に、在野、アカデミアそれぞれの分野において研究者の資料群が如何なる要因で保存され、それがデジタル化されることになったのか、そのインセンティブや背景を比較することはこれまで十分検討されてこなかった。そこで、本報告では、図書館、博物館、アーカイブズ等、様々な機関で取り扱われてきた研究者の資料群の保存の経緯、および21世紀以降デジタルアーカイブとして公開されるに至る過程を複数の事例から分析し、デジタル時代において「アーカイブ化」されることの意味を、その歴史的系譜を踏まえて考察する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390287750914063616
  • NII論文ID
    130008028174
  • DOI
    10.24506/jsda.5.s1_s82
  • ISSN
    24329770
    24329762
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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