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- 富里 周太
- 慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics and intervention in early stuttering
- ソウキ キツオン ノ トクチョウ ト タイオウ
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抄録
<p>吃音は発話の流暢性が障害される疾患である。2–4歳で発吃し,大部分は自然治癒するが,継続した場合は社交不安障害のリスクとなる。吃音の症状には波があり,また場面によって症状の生じやすさが変化するため,診察室で症状が生じないこともしばしば経験する。近年Lidcombe programやRESTART-DCMといった幼児期の吃音に対するエビデンスレベルの高い介入が行われるようになってきているが,すべての吃音がある児にこれらの介入をするのは現実的ではない。しかしながらDemands and Capacities Model(DCM)に基づいた対応を提案したい。また,発吃後1年経過,吃音が増悪傾向にある,4歳を過ぎる,発達障害の併存を疑う場合は,専門機関への紹介を検討すべきであろう。</p>
収録刊行物
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- Pediatric Otorhinolaryngology Japan
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Pediatric Otorhinolaryngology Japan 42 (1), 11-15, 2021
日本小児耳鼻咽喉科学会