心電図同期心臓CT画像における心筋の動態解析のためのFFD正則化パラメータの検討
抄録
心臓血管検査では,超音波,単一光子放射断層撮影(SPECT),コンピュータ断層撮影(CT),核磁気共鳴画像法(MRI)など多くの異なるモダリティで撮像された画像を対象に,従来から多くの研究が行われている.虚血性心疾患などの病変部分を客観的に評価するためには,心筋の動態解析の結果から拍動による心臓壁の壁厚変化の定量化,可視化が必要である.本稿では,心電図同期心臓CT画像を対象とした心筋の動態解析の試みについて述べる.具体的にはまず,全身に血液を送り出す左心室の壁厚変化を求めるために,FFD(Free Form Deformation)で左心室の外壁,内壁の拍動による変形を追跡し,動態の変形パラメータを推定する.その後求めた変形パラメータに基づいて壁厚変化を計測した結果を報告する.
収録刊行物
-
- 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集
-
画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集 2011 290-297, 2011-07-20
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050855522108221696
-
- NII論文ID
- 170000067227
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00077682/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles