赤外光源を用いた2プロジェクタワンショットスキャンによる形状計測システム
抄録
3次元計測の形状を高密度で取得出来れば多くの物体解析に貢献できる.これを実現するため,これまで多くの手法が提案されてきたが,特にパターンコード化法による手法が実用の面などから近年盛んに研究されている.特に単一の投影パターンを用いて復元する手法は動物体にも対応でき,応用範囲が広い.この手法はワンショットスキャンと呼ばれる.本論文では,赤外線を用いた3次元計測復元を提案する.さらに,提案手法は1つの赤外カメラと2つの赤外投影装置からなり,それぞれの赤外投影装置からは,平行線パターンを投影することで交点を生じさせ,その交点から形状を復元する.このようなシステムでは,交点のみから線形解法によって一意に解を決定することができるため,線間隔に粗密をつけることなくパターン密度を上げることが可能となる.また,特定の波長の赤外線を用いることで,環境光の影響を受けにくくなり,通常のカメラを併用すれば対象物体のテクスチャも同時に獲得出来る.本論文では,2 台の赤外プロジェクタによるワンショットスキャンを用いた形状計測システムを構築し評価する.
収録刊行物
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- 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集
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画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集 2011 976-983, 2011-07-20
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572154789632
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- NII論文ID
- 170000067327
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00077782/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles