大学での利用を想定した指静脈認証による出席確認システム
抄録
大学における出席確認においては,いわゆる「代返」や「なりすまし」といった不正をどう防ぐかという大きな課題が存在する.本研究では最初に,ITを用いた出席確認システムに関する先行研究について,出席確認に必堅な要素である「時間」「場所」「本人の同定」の3つの軸に分けてサーベイを行った.そして不正行為を抑止することが可能な出席確認システムに必要な要素として,「本人の同定」を厳密に行う必要があることを確認した.次に本研究では,「本人の同定」を厳密に行うために指静脈認証を使用する出席確認システムの提案を行い,プロトタイプシステムの開発を行った.本論文では,開発したシステムの概要などについて報告する.
収録刊行物
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- 情報教育シンポジウム2008論文集
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情報教育シンポジウム2008論文集 2008 (6), 267-268, 2008-08-12
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097125635712
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- NII論文ID
- 170000082651
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00100152/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles