リフレクター攻撃における増幅器探索通信の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Amplifier Probing for Reflector Attacks
抄録
DNSやNTP等のUDPを用いた通信サービスを濫用したリフレクター攻撃が世界的に増加傾向にある.大規模なリフレクター攻撃を実施する事前準備として攻撃者は増幅器となるホストを探索する.本研究ではそのような探索通信に着目し,探索を実施している組織やツールの弁別を狙いとする.弁別により攻撃者の動向把握が明瞭になることが期待できる.UDPはヘッダーの情報量が少なく得られる情報が限定的であるが,IPアドレスやポート番号に加え,リフレクター攻撃に使われるプロトコルのヘッダー情報を解析することでより多くの情報を獲得する.ダークネットおよび実運用中のネットワークで計測したデータを用い,提案手法の有効性を評価した結果を報告する.
収録刊行物
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- コンピュータセキュリティシンポジウム2014論文集
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コンピュータセキュリティシンポジウム2014論文集 2014 (2), 300-307, 2014-10-15
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522107298816
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- NII論文ID
- 170000087282
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00106539/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles