比較可能な匿名化グループを生成する匿名化手法の提案
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抄録
医療やマーケティング分野において個人のデータを活用するときのプライバシ問題を解決する手法として、個人を特定しうる属性が複数ユーザで共通になるようにデータを加工する匿名化がある。匿名化によって共通の属性を持つデータは匿名化グループにまとめられる。 従来の匿名化では、手法によっては匿名化グループ同士のデータ数の比較を行えない。また、データの増加に伴って匿名化を行う度に、異なる匿名化グループが形成される場合があり、匿名化グループのデータの変化を追えない課題がある。本稿では匿名化グループに属するデータ数に着目し、増加するデータに対して比較可能な匿名化グループを生成するアルゴリズムを提案する。
収録刊行物
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- 第73回全国大会講演論文集
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第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 441-442, 2011-03-02
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009753160103296
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- NII論文ID
- 170000089041
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00108878/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles