人工社会を用いて創発現象を研究するためのルール学習の検討
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抄録
人工社会とは分断された形で発展してきた社会科学の諸分野を統合するために用いる、マルチエージェント・シミュレーションのことである。局所的に決めたルールによって大域的な振る舞いが起こる創発現象を人工社会モデルで作り出すことによってボトムアップに社会現象を研究することができ、社会科学の発展へとつながる。本研究ではSugarscapeというシンプルな人工社会モデルにおいて、モデルの構成要素であるルールを述語論理で記述し、一般規則を帰納的に学習する規則を持つ枠組みである帰納論理プログラミングの技術を用いる。これによって局所的なルールを学習する手法を検討する。
収録刊行物
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- 第75回全国大会講演論文集
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第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 475-476, 2013-03-06
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980077993736832
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- NII論文ID
- 170000091198
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00111035/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles