書誌事項
- タイトル別名
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- 数値計算における数学 : 連立一次方程式の求解法を題材として
- スウチ ケイサン ニ オケル スウガク : レンリツ イチジ ホウテイシキ ノ キュウカイホウ オ ダイザイ ト シテ
- Not Too Late to Learn! Mathematics for Computer Science:2. Mathematics in Numerical Analyses - Topics on Linear Solvers -
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抄録
多くの数値シミュレーションでは,倍精度浮動小数点数による計算を行うが,これらの計算中には誤差が含まれる.これらの計算誤差の影響はしばしばシミュレーションの精度に致命的な影響を与える.たとえば,連立一次方程式の求解法には直接法と反復法の二種類が存在するが,いずれの手法を用いたとしても,係数行列の条件数が非常に大きい場合,高精度の(数値)解を得ることは困難となる.また,反復法を実応用分野で用いる場合,解の収束率を向上させる目的で前処理が使用されることが多い.前処理の主たる目的は計算時間の短縮であるが,少ない反復回数で収束解を得ることにより,計算誤差の影響を軽微に抑制する副次的な効果を持っている.
収録刊行物
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- 情報処理
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情報処理 56 (5), 438-441, 2015-04-15
東京 : 情報処理学会 ; 1960-
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845762835905280
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- NII論文ID
- 110009890378
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- NII書誌ID
- AN00116625
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- ISSN
- 04478053
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- NDL書誌ID
- 026365519
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- NDL
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