事前予約制ロードプライシングにおけるキャンセルを考慮した料金決定方法の検討
抄録
日本の高速道路において交通渋滞は,多額の社会損失を生む重大な問題である.高速道路における渋滞は,料金を支払って早く目的地にたどり着けるという,高速道路本来の価値を失わせる主な要因である.そのため,交通渋滞を減らすためのさまざまな取り組みが研究されてきた.その中の一つが高速道路のリアルタイムロードプライシングである.特に,日本では高速道路を利用する際に ETC を使用する利用者が多いため,将来的にはリアルタイムでのロードプライシングが可能であるといえる.リアルタイムロードプライシングに使用する効率的な料金決定手法が必要である.そこで本提案では高速道路におけるキャンセルを考慮した事前予約制を用いた料金決定方法を検討する.
収録刊行物
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- 第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 191-193, 2018-10-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097152903040
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- NII論文ID
- 170000178451
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00191852/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles