ミニ移動大学における気づきコミュニケーションの創発性

書誌事項

タイトル別名
  • Emergence of Awareness by Communication in Mini Nomadic University

抄録

本研究では,気づきが記録しにくいフィールドワークにおいて,協同でコミュニケーションを取りながら気づきを収集することで,気づきの創発について実例を観測することができた.フィールドワークにおける気づきを音声でスマートフォンに入力しテキスト化して収束思考に利用する.並行して写真でも気づきの記録を行うが,音声のテキスト化したメモと写真 (画像) 情報は補完する関係にある.さらにフィールドワーク上でグループが協同で気づき収集を行い意識的に会話することで単にグループメンバーの五感を利用した気づき以上の 「気づき」 の創発が予想できる.ここでの協同とは両者の目的が共通であり,最初の発話とメンバーの気づきにより新たな気づきが創発する仮説が立つ.本研究では,ミニ移動大学というフィールドワークにおいて,協同気づきコミュニケーションを利用しながら実証実験し,地域へ住民自ら実行可能プログラムとして提案できた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050011097169830400
  • NII論文ID
    170000178495
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00191992/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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