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抄録
歯科AI診断の導入は,歯科医師の読影負荷の軽減や精度の均一化,見落しリスクの軽減,病気の早期発見などが期待されており,経営状況が厳しい歯科診療所も多い中で,導入により得られるメリットも多い.一方で,精度の高いAIの実現には,質の高い大量の教師データに加え,歯科医師によるアノテーション作業が必要となる.さらに,医療現場に導入するためには,まだAI機器としての事例が少ない医療機器認証などを取得する必要もあるなどの課題も多い.本稿では,歯科業界や画像認識AIの概説,現在取り組んでいるAI診断の研究と,AI導入までの流れと展望について述べる.
収録刊行物
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- 情報処理
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情報処理 62 (2), none-, 2021-01-15
[出版社不明]
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174826997504
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- NII論文ID
- 170000184243
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- NII書誌ID
- AN00116625
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00208918/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles