産婦人科領域におけるCefotaximeの基礎的・臨床的検討

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タイトル別名
  • LABORATORY AND CLINICAL STUDIES ON CEFOTAXIME IN OBSTETRICS AND GYNECOLOGY
  • サンフジンカ リョウイキ ニ オケル Cefotaxime ノ キソテキ リン

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抄録

最近, フランスルセル社とドイツヘキスト社で共同開発された新らしいセファロスポリン系抗生剤, Cefotaxime (CTX) は, 現在までの基礎, 臨床両面での検討の結果, 抗菌スペクトラム, 抗菌力, β-Lactamaseに対する安定性の視点から, 従来のセファロスポリン系抗生剤の概念を越えた, 全く新らしい範疇に属する抗生剤として注目を浴びている3, 4)。今回, 婦人科領域における本剤の有効性を基礎的および臨床的に検討する機会を得たので報告する。なお, CTXの濃度測定は川崎医科大学産婦人科, また, 臨床例の起炎菌の分離同定は岐阜大学医学部嫌気性菌実験施設にそれぞれ依頼した。

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