新羅花郎研究序説

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タイトル別名
  • シラギ カロウ ケンキュウ ジョセツ

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抄録

本稿は『花郎世紀』の真偽問題に言及するための準備論稿である。先ず戦前の花郎研究史を整理し、花郎研究の争点及び現存史料での解明の限界を指摘し、更に戦前から今までの花郎研究で論議の的となった問題に対して、『花郎世紀』が如何なる解答を有しているかを指摘し、先行研究を纏め、そして現存史料と『花郎世紀』との記述の相違を解明することが真偽問題へのアプローチの有益な手法であることを論じたものである。

収録刊行物

  • 大崎学報

    大崎学報 (149), p1-32, 1993-03

    立正大学仏教学会

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