潮汐残差環流に関する基礎的研究-I

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タイトル別名
  • Fundamental Study on the Tidal Residual Circulation-I
  • 潮汐残差環流に関する基礎的研究-1-〔英文〕
  • チョウセキ ザンサ カンリュウ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ 1 エイブ
  • Fundamental study on the tidal residual circulation—I

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抄録

基礎的な水理模型実験によって, 片寄った開口部を持つ正方形の湾内に発生する潮汐残差環流の維持機構を調べた. 湾内に周期6分の潮汐を与えると, 湾口部では流れは規則正しい往復流となるが湾内では反時計回りの環流が形成され, 通常考えられるような往復流はみられない.<BR>同様な流れが同じような地形を持つ大阪湾堺港でも観測された.<BR>潮汐残差流の渦度は潮流の非線形項の回転成分によって与えられ, 水平・鉛直の粘性によって逸散されて定常状態にある.

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