地形性貯熱効果による湖流の生成 (I)

• 大西 行雄

  京都大学理学部地球物理学教室

書誌事項

タイトル別名

• Development of the Current Induced by the Topographic Heat Accumulation (I)
• 地形性貯熱効果による湖流の生成--軸対称の場合〔英文〕
• チケイセイ チョ ネツ コウカ ニヨル コリュウ ノ セイセイ ジク タイショ
• 軸対称湖の場合
• The Case of the Axisymmetric Basin

抄録

琵琶湖において夏季にみられる反時計廻りの循環流が水平的に一様な湖面からの熱の流入によらて作られる可能性を調べるために, 数値実験を行なった. 水深が一様でないことに起因する “地形性貯熱効果” によって流れが作られる。この流れの強さを見るだめに, 一軸対称な湖盆モデルを用いて実験を行なった。流れの, 水平, 鉛直エクマン数に対する依存性も考察した。その結果, 加熱が鉛直拡散の時間スケールと同程度の期間続くならば, 観測されている程度め流遠が作られることがわかり, この効果が湖流の1つの原因である可能性が示された。

収録刊行物

• 日本海洋学会誌

  日本海洋学会誌 31 (6), 243-254, 1975

  日本海洋学会

キーワード

• Oceanography
• General Earth and Planetary Sciences
• Earth-Surface Processes
• General Engineering
• Soil Science
• General Environmental Science

詳細情報

• CRID: 1390001206564917248
• NII論文ID: 40002839199
• NII論文ID: 30018375785
• NII論文ID: 130006313704
• NII書誌ID: AN00354918
• DOI: 10.1007/bf02107439
• ISSN: 21863113
• ISSN: 1573868X
• ISSN: 00298131
• NDL書誌ID: 1688410
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I1688410
• Web Site: http://link.springer.com/content/pdf/10.1007/BF02107439.pdf
• Web Site: http://link.springer.com/article/10.1007/BF02107439/fulltext.html
• Web Site: http://link.springer.com/content/pdf/10.1007/BF02107439
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可