カピバラ(Capybara)の内臓の解剖学記録

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  • カピバラ Capybara ノ ナイゾウ ノ カイボウガク キロク

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抄録

パナマ東部から南米のアンデス山脈東部のアルゼンチン東部から南はパラナ川へ広がる地域の河川,湖,沼の茂みや,人家に近い牧場の周辺部などにも多数生棲している特徴的に大きいラットのようなカピバラ(Capybara, Hydrochaeris hydrocheris)は最大の齧歯類として知られて居り3)5)9),野生動物ではあるが,年間に2~8子を産み,肉はおいしいので食用に供され多数飼育されている.ブラジルサンパウロ州マリリア市のマリリア大学獣医学部の協力によって,マリリア市郊外の飼育場よりメス1頭,オス2頭を購入し,解剖実習場で解剖を行い,内臓について記録をとることが出来た.我国の動物園にも居り,珍獣とは言えないが,その一部を報告する.

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