超音波の食品への応用

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  • Application of Supersonic Waves to Foods
  • チョウオンパ ノ ショクヒン エ ノ オウヨウ

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抄録

生理食塩水中に浮遊させたヒト由来のEscherichia coliに周波数700KHzの超音波を作用させたところ,試料の初期温度28~32℃のとき10分間照射で生残率0.83%,30分間照射で0.2%であった。 しかし初期温度17℃のときは,10分間で37.86%,30分間照射で8.1%であった。 市販の牛乳中に同種の菌を浮遊させたものについては超音波照射によって菌数の変化は殆んど見られなかった。 みかん果汁10%入りの市販の清涼飲料水の場合にはpH2.6のとき30分照射で初期温度32℃のとき生残率0.3%,18℃のとき同じく1.3%,pH5.6のときは32℃でかなり効果が低かった。

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