高速表層用稚魚網の試作と曳網試験結果

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  • New Device of the High Speed Surface Larva Net with the Result of Test Operation
  • コウソク ヒョウソウヨウ チギョモウ ノ シサク ト ヒキアミ シケン ケッカ

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抄録

1) 調査船の舷側を3~ 4ノットで,船橋より常時監視しながら曳網できる,表層用稚魚網(Fig. 1, 5)を試作した。 2) 網を舷側から離し,網が浮きあがらないようにするため,オッターボード,デプレッサー,フロートをとりつけたステンレススチール製の網枠(Fig. 2)を作り,これにナイロン製のもじ網の細長い網(Fig. 3)を取り付けた。 3) 曳網試験を行った結果(Fig. 4, Table. 1) 船首波の影響をほとんどうけずに3~4 ノットで曳網できた。4ノット20分間曳による採集物にはほとんど損傷は見られない。

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