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- OTANI Shinji
- 茨城大学大学院理工学研究科物質科学専攻
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- 竹内 学
- 茨城大学工学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of the particle size of charge control agent (CCA) on the toner charging characteristics
- デンカ セイギョザイ ノ リュウシケイ ガ オヨボス トナー タイデン エ ノ エイキョウ
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抄録
トナーにおける電荷制御剤が帯電特性に及ぼす影響を実験的に検証した.異なる3種類の粒子径であるCCA (アゾ系鉄化合物)を用いて,おのおの3種類のトナーを作製した.原料のCCA粒子径は飽和帯電量には影響しないが,トナーの帯電立ち上がり速度に影響を及ぼすことを見出した.化学分析,パーティクルアナライザー分析,溶融フィルム化したトナーの光学顕微鏡観察により,トナー表面のCCA粒子径は,内部に存在するCCAのそれより大きいことを示した.帯電の立ち上がり速度は,トナー表面に存在するCCA粒子径が大きいものほど速い.トナー表面に存在するCCA粒子径は,CCAのトナー表面存在量と同様に,トナー帯電立ち上がり速度を決定する重要な因子であることを結論した.
収録刊行物
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- 日本画像学会誌
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日本画像学会誌 40 (1), 24-29, 2001
一般社団法人 日本画像学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679073629056
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- NII論文ID
- 40005213368
- 130004483691
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- NII書誌ID
- AA1137305X
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- ISSN
- 18804675
- 13444425
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- NDL書誌ID
- 5698896
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可