千葉県内における粗飼料の硝酸態窒素濃度の実態
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抄録
千葉県で生産された粗飼料および使用されている流通乾草について、その硝酸態窒素濃度の実態を把握するため、1997年度から1998年度にかけ県内農家よりサイレージ129点、乾草85点を収集し、分析調査した。結果は以下のとおりであった。1.流通乾草における各草種の平均硝酸態窒素濃度は、スーダングラスで1472ppm/DM、アルファルファで493ppm/DMであった。また、2000ppm/DMを越えるサンプルはスーダングラスで14点(36%)、4000ppm/DMを越えるサンプルは、スーダングラスで3点(7%)あり、特にスーダングラスで硝酸態窒素濃度の高い乾草が多かった。2.サイレージにおける各草種の平均硝酸態窒素濃度は、トウモロコシサイレージで369ppm/DM、トウモロコシ・ソルガム混播サイレージで477ppm/DM、ソルガムサイレージで1343ppm/DMであった。また2000ppm/DMを越えるものはソルガムで7点(23%)、4000ppm/DMを越えるものは、ソルガムで1点(3%)あり、特にソルガムで硝酸態窒素濃度の高いものが多かった。
収録刊行物
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- 千葉県畜産総合研究センター研究報告
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千葉県畜産総合研究センター研究報告 (2), 29-31, 2002-11
千葉県畜産総合研究センター