茶蒸葉の冷風による二次冷却処理が荒茶の品質に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
-
- チャジョウヨウ ノ レイフウ ニ ヨル 2ジ レイキャク ショリ ガ アラチャ ノ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ
この論文をさがす
抄録
温風により一次冷却された茶蒸葉を冷風で二次冷却することが、荒茶の品質に及ぼす影響を調査した。二次冷却すると、蒸葉プール内の茶温は一次冷却のみに比べて、一番茶で5.1℃、二番茶で3.7℃低下し、約30℃以下となった。荒茶のアスコルビン酸含量は高く保持され、色相は緑色系に留まった。品質は、一番茶では、色沢、香気が優れ、二番茶では、色沢、香気、水色、滋味に優れた。荒茶の品質を向上させるには、蒸葉プールにおける茶温を30℃程度まで低下させる必要がある。
収録刊行物
-
- 福岡県農業総合試験場研究報告
-
福岡県農業総合試験場研究報告 (22), 117-120, 2003-03
筑紫野 : 福岡県農業総合試験場
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282813650794496
-
- NII論文ID
- 40005939706
-
- NII書誌ID
- AN10485504
-
- ISSN
- 13414593
-
- NDL書誌ID
- 6700232
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles