茶蒸葉の冷風による二次冷却処理が荒茶の品質に及ぼす影響

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  • チャジョウヨウ ノ レイフウ ニ ヨル 2ジ レイキャク ショリ ガ アラチャ ノ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

温風により一次冷却された茶蒸葉を冷風で二次冷却することが、荒茶の品質に及ぼす影響を調査した。二次冷却すると、蒸葉プール内の茶温は一次冷却のみに比べて、一番茶で5.1℃、二番茶で3.7℃低下し、約30℃以下となった。荒茶のアスコルビン酸含量は高く保持され、色相は緑色系に留まった。品質は、一番茶では、色沢、香気が優れ、二番茶では、色沢、香気、水色、滋味に優れた。荒茶の品質を向上させるには、蒸葉プールにおける茶温を30℃程度まで低下させる必要がある。

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