大豆種皮からの酵素処理によるマンノース,マンノオリゴ糖の製造法

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  • ダイズ シュヒ カラ ノ コウソ ショリ ニ ヨル マンノース マンノ オリゴトウ ノ セイゾウホウ

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抄録

納豆製造時に発生する大豆種皮の利用法について検討した。大豆種皮にはマンナンが多く含まれることから、マンナンの効率的な抽出法を検討した。その結果、大豆種皮を121℃の熱水で抽出することにより、マンナンを選択的に抽出することができた。抽出の最適条件は121℃で1-3時間であった。大豆種皮の熱水抽出物をマンナナーゼにより糖化することによりマンノース、マンノビオース、マンノトリオースが生成した。マンノース生産には試験したマンナーゼの中ではセルロシンGM5が良好であった。マンノオリゴ糖生産にはスミチームACHまたはBacillus polymyxa K551マンナナーゼが適していた。

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