魚のすみか数量化調査(3) : 神流川における魚類生息場適性基準(1)

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  • サカナ ノ スミカ スウリョウカ チョウサ 3 カンナガワ ニ オケル ギョルイ セイソクジョウ テキセイ キジュン 1

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抄録

群馬県水産試験場では、アメリカ合衆国においては既に実用化されつつある魚類生息環境評価システムである「IFIM(Insream Flow Incremenal Mehodology)」中の調査解析手法の一つである「PHABSIM(Physical Habia Simulaion Sysem)」を導入し、過去3年間にわたり県内の桐生川、温川で調査を実施した。この調査の目的は、河川の物理的環境(水深、流速、底質等)と魚類生息場所を調査することにより、両者の関係を数値化して「魚類生息場適性基準」を作成し、今後の河川工事及び生態系保全等に役立つ基礎資料を得ることである。これまでの調査で、河川の渓流域、中流域に生息するウグイ Leuciscus (ribolodon) hakonensis、ヤマメOncorhynchus masou masou等のデータを得ることができた。今回は調査河川に神流川を選定し、アユPlecoglossus altivelis altivelisとウグイを主な調査対象魚として同様な調査を実施した。

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