簡易電気泳動装置を用いたタンパク質分解酵素の働きを観察する実験

• 森 富子

  お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター

書誌事項

タイトル別名

• A simple method for the detection of protein digestion using a horizontal agarose gel elctrophoresis
• カンイ デンキ エイドウ ソウチ オ モチイタ タンパクシツ ブンカイ コウソ ノ ハタラキ オ カンサツ スル ジッケン

抄録

サブマリン型簡易電気泳動装置を用いて、タンパク質の分解酵素・ペプシンの働きを短時間のうちに、客観的に判定できる実験を開発した。消化される基質タンパク質として、ウシ血清アルブミン(BSA)を用い、色素・ブロモフェノールブルー(BPB)を加えることによって、泳動後の染色、脱染の時間を省き、実験時間を短縮することができた。 また、電気泳動装置を使うことにより、マイクロスケールの試薬量で、消化酵素の働きを様々な条件で確かめられることが分かった。

収録刊行物

• 理科教育学研究

  理科教育学研究 51 (3), 239-244, 2011-03-10

  一般社団法人　日本理科教育学会

詳細情報

• CRID: 1390288535621433856
• NII論文ID: 110008513431
• NII書誌ID: AA11406090
• DOI: 10.11639/sjst.kj00007111478
• ISSN: 2187509X
• ISSN: 13452614
• NDL書誌ID: 11034070
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I11034070
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjst/51/3/51_KJ00007111478/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可