骨髄穿刺検査と腰椎穿刺検査を受ける子どもと養育者へのプレパレーションの実践

書誌事項

タイトル別名
  • Nursing practice of the preparation for parents and children who take a bone marrow and lumber puncture inspection
  • コツズイ センシ ケンサ ト ヨウツイ センシ ケンサ オ ウケル コドモ ト ヨウイクシャ エ ノ プレパレーション ノ ジッセン

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抄録

本研究の目的は、骨髄穿刺検査と腰椎穿刺検査を受ける患児と養育者へのプレパレーションを実施し、その効果を検討することである。対象者は3歳以上の患児(3歳〜14歳)12人とその養育者12人、病棟の看護師23人であった。プレパレーションの録音の逐語録と看護師が記入した患児別の個人記録用紙、チェックリスト、プレパレーション後の患児と養育者への面接調査の逐語録をデータとして事例毎に分析を行った。その結果、プレパレーションを受けた患児と養育者は主体的に検査に臨み、必要以上の緊張や不安を軽減できる効果が示された。また、プレパレーションは患児だけでなく、養育者への効果、(1)ディストラクションの向上、(2)養育者の不安の軽減、(3)養育者のニードを満たす、(4)患児の検査に対する価値観の向上が認められた。

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