最高速度,最大加速度,最大減速度,時間遅れを組み込んだ一車線交通流モデルについて(応用)

• 大鑄 史男

  名古屋工業大学

• 伊藤 雄一

  名古屋工業大学

書誌事項

タイトル別名

• One-lane Traffic Flow Model Including Maximum Velocity, Maximum Acceleration, Maximum Deceleration And Time Delay(Application)
• 最高速度,最大加速度,最大減速度,時間遅れを組み込んだ一車線交通流モデルについて
• サイコウ ソクド サイダイ カソクド サイダイ ゲンソクド ジカン オクレ オ クミコンダ イッシャセン コウツウリュウ モデル ニ ツイテ

抄録

本稿では最高速度,最大加速度,最大減速度,時間遅れの要素を組み込んだ決定論的な一車線交通流モデルを提案する.メタ安定状態が再現されることを示し,各要素がその発生に及ぼす影響を調べる.メタ安定状態の発生は時間遅れによって決まるが,発生時の密度が最大減速度の影響を受ける.また,自由走行相に従来観察されていない構造が存在することを示す.さらに,団子状に車が初期配置された場合において,定常状態での流量を理論的に求め,自由走行相から渋滞相への急激な推移を示す.

収録刊行物

• 日本応用数理学会論文誌

  日本応用数理学会論文誌 21 (2), 135-153, 2011

  一般社団法人 日本応用数理学会

詳細情報

• CRID: 1390001205767281280
• NII論文ID: 110008673564
• NII書誌ID: AN10367166
• ISSN: 09172246
• ISSN: 24240982
• DOI: 10.11540/jsiamt.21.2_135
• NDL書誌ID: 11171407
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I11171407
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可