注意の定量化 : 定常体性感覚誘発電位を用いた検討

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  • Attention quantification based on steady-state somatosensory evoked potentials

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抄録

本稿では体性感覚モダリティに着目し, 「注意」という精神状態を定常体性感覚誘発電位(steady-state somatosensory evoked potential

SSSEP)の変調量として定量的に捉える新たな手法を提案する.被験者に対して左右示指に特定の周波数で標識した機械振動刺激を与えると同時に左右中指にはパルス刺激を与え, 片方の振動刺激に注意を向けながらパルス刺激の回数を数えさせる実験を行った.狭帯域バンドパスフィルタと主成分分析により得られる主成分得点を用い, 注意によりSSSEPが大きく変調する周波数が個人毎に異なる明らかにした.

本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである

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