気管食道科領域に関連する嚥下障害とリハビリテーション

  • 藤島 一郎
    浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション科
  • 金沢 英哲
    浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション科 金沢耳鼻咽喉科医院

書誌事項

タイトル別名
  • Swallowing Disorders with Broncho-Esophagological Disease
  • キカン ショクドウカ リョウイキ ニ カンレン スル エンカ ショウガイ ト リハビリテーション

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抄録

気管食道科領域の疾患に基づく嚥下障害の対応は,原因疾患の治療が前提となる。これらの疾患の嚥下障害の特徴を捉え,有効なリハビリテーションを実践すれば,患者の嚥下機能改善やquality of life (QOL) を向上することができる。多くの場合,機能的な原因による嚥下障害に対して使用される食品調整や体位の工夫,各種機能訓練が有効である。また,気管食道科領域を扱う外科医は,機能外科手術の持つ効果と限界について習熟している必要がある。

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参考文献 (29)*注記

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