高等学校における運動部活動の教育課程上の位置づけに関する検討

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タイトル別名
  • A Study on Placement of Sports Club Activities in Japanese High School Curicular
  • コウトウ ガッコウ ニ オケル ウンドウブ カツドウ ノ キョウイク カテイ ジョウ ノ イチズケ ニ カンスル ケントウ

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抄録

本研究の目的は,スポーツとの出会いを支える学校制度において,体育の授業ともに大きな比率を占める運動部活動について,学校教育における位置づけを考察した。通常「部活動」ということばで括られている活動が,高等学校でどのような意義をもち,どのように位置づけされてきたのかを,学習指導要領での扱いの変化を分析した結果,現在,学校において運動部活動として運営されているスポーツ活動は教育課程外の位置づけであり,当初のクラブ活動が必修化の関連から部活動と呼称されたことが明らかになった。現行の学習指導要領では体育・健康に関する指導,体力の向上等に変化し,生涯にわたる豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てることが重視されているが,実態は競技力の向上が中心となっている嫌いが見受けられる。運動部活動を論じる場合には,制度上の変化や取り扱い方が異なることに着目しながら,スポーツの教育的効果を実証して,生涯スポーツとの関連を示すことが求められている。 : This study examine how sports club activities established in japanese high school curicular. The aim of sports club activities is to play voluntary. It is estabrished that sports club activities is suitable for a required subject but extracuricular activities. In japanese course of study club activities founded on co-curicular by 1999, but club activities were abolished in course of study. There is every possibility sports club activities make up for lack of educational effect from family and community. The assignment of sports club activities in high school is how to divide education from competition for victory.

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