ノダとワケダから見た国会議員の語り方について

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タイトル別名
  • The Manner of Speaking of Members of the Diet in terms of "Noda" and "Wakeda"
  • ノダ ト ワケダ カラ ミタ コッカイ ギイン ノ カタリ カタ ニ ツイテ

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抄録

ノダとワケダ(ともにモダリティ形式)の使用率によって,国会議員の語り方をA~D型の四つに分類する。それぞれの特徴は,まず両者の使用率が高いA型は,硬軟織り交ぜた語り方である。ノダの使用率のみが高いB型は,問題点などを主観的に強調し,一方的に語るタイプである。B型は質問者に多い。両者の使用率が低いC型は,淡々と語るタイプである。ワケダの使用率のみが高いD型は,問題点,あるいは,すでに実施されている対策などの存在を,客観性を強調して提示・説明しようとするタイプである。答弁者はC型が多く,D型がそれに次ぐ。

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