経営判断と規範: 学際的・比較法的アプローチからの責任法理構築への覚書

• 上田 純子

  九州大学大学院法学研究院 : 教授

• 山本 雅昭

  静岡大学人文学部 : 教授

書誌事項

タイトル別名

• An Analysis of Business Judgment: The Quest for a Liability Framework from Comparative and Collateral Perspectives
• ケイエイ ハンダン ト キハン : ガクサイテキ ・ ヒカク ホウテキ アプローチ カラ ノ セキニン ホウリ コウチク エ ノ オボエガキ

抄録

一　はじめに　二　ドイツにおける取締役等の義務と実体的判断―背任罪の成否をめぐって―　（一）取締役等の義務と裁量　（二）取締役等の刑事責任　（三）会社法領域における違法と背任罪の成否　（四）マンネスマン事件　（五）小括　三　イギリスにおける取締役等の経営裁量と責任　（一）コモン・ロー上の派生訴訟と商事的判断事項　（二）取締役の注意義務違反と主観的認定基準　（三）少数株主に対する侵害と経営判断　（四）会社法上の派生訴訟と経営判断　（五）取締役の資格剥奪における経営関与への不適合性の判断　（六）刑事責任との交錯　（七）小括　四　結びに代えて

石田教授・上田教授退職記念論文集

収録刊行物

• 法政研究

  法政研究 78 (3), 19-58, 2011-12-20

  九州大学法政学会

キーワード

• 会社法
• 取締役
• 経営判断
• マンネスマン事件
• 責任法理構築
• corporation law
• company director
• Business judgment
• Re Sam Weller and Sons 事件
• Re Elgindata 事件
• Mannesmann case
• liability framework

詳細情報

• CRID: 1390009224755288320
• NII論文ID: 40019175051
• NII書誌ID: AN00225744
• ISSN: 03872882
• DOI: 10.15017/20580
• HANDLE: 2324/20580
• NDL書誌ID: 023462658
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I023462658
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN