食用菊「もってのほか」成分による細胞内情報伝達物質(MAPキナーゼ)活性化作用

• 仁科, 淳良

• 加藤, 守匡

• 柏木, 佳子

• 森田, 幸雄

• 木村, 博一

書誌事項

タイトル別名

• ショクヨウ キク 「 モッテ ノ ホカ 」 セイブン ニ ヨル サイボウ ナイジョウホウ デンタツ ブッシツ(MAP キナーゼ)カッセイカ サヨウ
• Activation of MAPK in PC12 cells by extracts of Chrysanthemum morifolium Ramat 'Mottenohoka'
• ショクヨウギク モッテノホカ セイブン ニヨル サイボウナイ デンタツ ブッシツ MAP キナーゼ カッセイカ サヨウ

抄録

論文(Article)

要旨：高齢化、社会ストレスの増加により神経が不健康な人が増えている。我々は神経栄養作用を有する食品を探索するために、山形県産物抽出物のMAPK活性化作用を測定し、もってのほか抽出物が有望であることを明らかにした。次にMAPK活性化作用が認められた、もってのほかクロロホルム抽出物を精製した。精製物にはPC12細胞のMAPKを活性化するとともに、微弱ではあるがPC12細胞の神経分化を誘導した。精製物による神経分化作用がMAPK阻害剤により観測されなくなったことから、もってのほかの成分は、MAPKを活性化を通してPC12細胞の神経分化を誘導していると判断した。

収録刊行物

• 山形県立米沢女子短期大学紀要 = Bulletin of Yonezawa Women's Junior College

  山形県立米沢女子短期大学紀要 = Bulletin of Yonezawa Women's Junior College 47 39-49, 2011-12-26

  山形県立米沢女子短期大学

詳細情報

• CRID: 1050282677904845824
• NII論文ID: 120005893154
• NII書誌ID: AN00242867
• ISSN: 02880725
• NDL書誌ID: 023605229
• Web Site: https://yone.repo.nii.ac.jp/records/140
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I023605229
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles