書誌事項
- タイトル別名
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- Muscle tendon junction stretching effect on Hamstrings flexibility : Comparison between static stretching and muscle tendon junction stretching
- キンケンイコウブ シンチョウホウ ノ ハムストリングス ニ タイスル シンチョウ コウカ ノ ケントウ : ストレッチ ト キンケンイコウブ シンチョウホウ ノ ヒカク
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抄録
目的:ストレッチの方法は多数報告されているが、中でも一般的なのがスタティック・スタティック・ストレッチである。脳卒中片麻痺による痙性や腰痛があると、スタティック・ストレッチでは効果的な結果を得られにくい。この研究の目的は筋腱移行部伸張法の効果について、一般に普及しているスタティック・ストレッチと比較することにある。 対象:比較研究は、本学から22 人の健常人学生を募り、Y 病院のデイケアに通う12 人の脳卒中片麻痺患者との比較を実施した。方法:本研究では健常人学生と脳卒中片麻痺患者を対象に、スタティック・ストレッチと筋腱移行部伸張法ついて、各方法での介入前後のstraight leg raising (SLR) の角度を計測し、その改善率を指標として比較検討した。 結果:コントロール群の筋腱移行部伸張法の改善率は 14.6 ± 6.0%、スタティック・ストレッチは 7.1± 7.6%であった。脳卒中群では筋腱移行部伸張法の改善率は21.2 ± 7.7%、スタティック・ストレッチは 0.6 ± 6.1%であった。 考察:筋腱移行部伸張法はスタティック・ストレッチで完全伸展域まで伸張されるハムストリングを軽度伸張位で実施する方法であることから、痙縮筋に対してストレッチを施行する場合に筋の微細損傷などのリスクの低い伸張方法であるといえる。 結語:健常人学生と脳卒中片麻痺患者において筋腱移行部伸張法の方が有意に筋の伸張性を改善した。筋腱移行部伸張法は筋を軽度伸張位で実施する方法であることから,筋の微細損傷などのリスクの低い伸張方法で、痙縮筋に対しても有効な伸張方法である可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 大阪河﨑リハビリテーション大学紀要
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大阪河﨑リハビリテーション大学紀要 6 73-80, 2012-03
大阪河﨑リハビリテーション大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050003824850883712
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- NII論文ID
- 120006870025
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- NII書誌ID
- AA12235266
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- NDL書誌ID
- 023635425
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- ISSN
- 1881509X
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles