書誌事項
- タイトル別名
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- Laparoscope-Assisted Resection of an Abscess of the Round Ligament of the Liver in an Infant : A Case Report
- 症例報告 腹腔鏡補助下に切除した乳児肝円索膿瘍の1例
- ショウレイ ホウコク フククウキョウ ホジョ カ ニ セツジョ シタ ニュウジ カンエンサクノウヨウ ノ 1レイ
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抄録
患児は1歳男児.臍炎を発症し,腹部超音波,CTで肝円索膿瘍と診断された.臍炎が改善後の精査で,肝円索は最大径7.5mmで,肝付着部に腫瘤を形成し,腹部超音波で内部に血流は認めなかった.肝臓,胆道,膵臓などに原因となる病変を認めなかった.炎症の沈静化後も肝円索が腫大しており,再発の可能性が否定できないため肝円索切除術の適応と判断した.まず直視下に肝円索臍付着部を切離し,腹腔鏡下に肝付着部まで剥離していったが,肝付着部付近で出血を来し,小開腹して止血する必要があった.切除標本の病理診断で肝円索膿瘍と確定診断した.本疾患はきわめて稀な疾患であり,根治には肝円索の切除が必要とされる.肝円索からの出血に注意が必要であるが,我々が行った術式は臍炎沈静化後の術式として有用と思われた.
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 48 (6), 965-969, 2012
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204833446528
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- NII論文ID
- 40019466227
- 110009544287
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- NDL書誌ID
- 024042731
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可