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- 米澤 淳
- 京都大学医学部附属病院薬剤部
書誌事項
- タイトル別名
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- Molecular mechanism underlying delivery of platinum agents to the cancer and kidney
- プラチナケイ コウガンザイ ノ ガン ・ ジンゾウ イコウ オ ケッテイ スル ブンシ キコウ
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抄録
プラチナ系抗がん剤は現在も幅広く臨床使用されている。これらの毒性発現機構は酷似しているにも関わらず、腎毒性をはじめとして異なった特徴を呈する。トランスポータはその基質認識特異性、発現分布、機能特性によって、組織への薬物の輸送を司る。近年の研究により、有機カチオントランスポータOCTとmultidrug and toxin extrusion MATEがプラチナ系抗がん剤のドラッグデリバリーに重要な役割を果たすことが明らかにされてきた。本稿では、トランスポータを介したプラチナ系抗がん剤のデリバリーに焦点を当てて解説する。
収録刊行物
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- Drug Delivery System
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Drug Delivery System 27 (5), 381-388, 2012
日本DDS学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679617234304
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- NII論文ID
- 130003368329
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- NII書誌ID
- AN10084591
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXktlSltr4%3D
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- ISSN
- 18812732
- 09135006
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- NDL書誌ID
- 024108399
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可