南インドの太鼓ミラーブの唱歌における伝承文化論

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タイトル別名
  • Study of Transmission as Culture on Vocal Percussion of Mizhaavu in South India
  • ミナミインド ノ タイコ ミラーブ ノ ショウカ ニ オケル デンショウ ブンカロン

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抄録

アジアでは,太鼓音楽の伝承のために,唱歌(口唱歌,口太鼓とも)を使うことが多い。 太鼓の唱歌は,リズムや音色だけでなく,演奏方法も表すことができる非常にすぐれたシス テムだということは周知のことである。我が国でも,能や歌舞伎で使われる小鼓などは,唱 歌を使って伝承されてきた。本稿では,音楽文化のコンテクストと,唱歌がどのような相互 関係を築いてきたか,太鼓音楽文化が花開いている南インドのケーララ州で,壺型太鼓ミラー ブを事例に考察をおこなった。

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