培地上におけるナシ萎縮病菌 (<i>Fomitiporia</i> sp.) の菌糸伸長および担子胞子発芽に与える殺菌剤の影響

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タイトル別名
  • Influence of Fungicides against Growth of Mycelia and Germination of Basidiospore of the Fungus of Japanese Pear Dwarf Caused by <i>Fomitiporia</i> sp.
  • 培地上におけるナシ萎縮病菌(Fomitiporia sp.)の菌糸伸長および担子胞子発芽に与える殺菌剤の影響
  • バイチジョウ ニ オケル ナシ イシュク ビョウキン(Fomitiporia sp.)ノ キンシ シンチョウ オヨビ タンシ ホウシ ハツガ ニ アタエル サッキンザイ ノ エイキョウ

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抄録

ナシ栽培で用いられている主な殺菌剤を含有する培地上でのナシ萎縮病菌の菌糸伸長および担子胞子の発芽率を調査した。その結果,100ppmの濃度において,フルトラニル,チウラム,チアジアジン,有機銅,イミノクタジンアルベシル酸塩で菌糸伸長の高い抑制効果が認められ,チオファネートメチル,キャプタン,クレソキシムメチル,ジチアノン,イミベンコナゾール,フルアジナムでやや効果が認められた。ホセチルでは菌糸伸長の抑制効果はほとんどなかった。また,10ppmのキャプタン,チウラム,イミノクタジンアルベシル酸塩では,担子胞子は全く発芽しなかったが,フルトラニル,チオファネートメチルでは菌株間差があったものの,発芽の抑制は認められなかった。

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