造影 CT が有用であった声門下血管腫の 1 乳児例

書誌事項

タイトル別名
  • An Infantile Case of Congenital Subglottic Hemangioma
  • 症例報告 造影CTが有用であった声門下血管腫の1乳児例
  • ショウレイ ホウコク ゾウエイ CT ガ ユウヨウ デ アッタ セイモン カ ケッカン シュ ノ 1 ニュウジレイ

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抄録

声門下血管腫は,新生児期あるいは乳児期早期に重篤な気道閉塞症状を呈する稀な疾患である.今回,吸気性喘鳴を主訴に来院し,造影 CT が診断に有用であ った声門下血管腫の 2 か月男児例を経験した.喉頭内視鏡検査では病変が確認できず,造影 CT にて右の声門下に約 9 X 6 mm の強い造影効果を示す腫瘤を認め,右声門下血管腫と診断した.治療は,プレドニゾロン 2 mg/kg/day の全身投与により,呼吸症状の改善をみた.

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