戻し交配によるGFPミニブタの開発

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タイトル別名
  • Development of GFP-Transgenic mini-pig by backcrossing
  • モドシ コウハイ ニ ヨル GFP ミニブタ ノ カイハツ

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抄録

近年、実験動物として注目度が高まっているブタについて、体細胞クローン技術により作出したGFP遺伝子導入金華豚と県内で誕生したマイクロミニピッグ(MMP)を素材として、戻し交配によるGFPミニブタの作出を試みた。雑種第一代、戻し交配第一世代と進むに従い、体重は低値で推移した。1腹当たり産子数は徐々に減少し、戻し交配ブタの家系内交配ではMMP程度(5.7頭)となった。GFPミニブタの体重はMMPより有意に高値であったが、一般のミニブタと同程度以下で推移し、バラツキもMMP以下であった。従って、戻し交配第1世代の家系内交配により、GFPミニブタを作成することが可能であることが明らかとなった。

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