リボソームプロファイリングのバイオマーカー開発への応用

• 佐古 博皓

  Graduate School of Sport Sciences, Waseda University

• 鈴木 克彦

  Faculty of Sport Sciences, Waseda University

• 竹山 春子

  Faculty of Science and Engineering, Waseda University

書誌事項

タイトル別名

• Ribosome Profiling for Biomarker Discovery
• リボソームプロファイリング ノ バイオマーカー カイハツ エ ノ オウヨウ

抄録

遺伝子 (mRNA) 発現量がタンパク質合成の量的指標となって久しいが，実際には両者の相関関係は低いことが多い．近年，翻訳活性化状態にある mRNA をリボソームプロファイリングによって詳細に解析することで定量する技術が開発され注目を浴びつつある．そこで本総説では，マイクロアレイなどの遺伝子発現の網羅的解析技術が抱えていた問題点，特に翻訳制御機構を含む転写後調節を考慮していなかった点に言及しつつ，これらの問題がリボソームプロファイリングによって大きく改善されることを概説する．さらに，同技術の特性を生かした新たなバイオマーカーの発見の可能性を探る．<br>

収録刊行物

• 日本補完代替医療学会誌

  日本補完代替医療学会誌 10 (1), 1-7, 2013

  日本補完代替医療学会

キーワード

• リボソームプロファイリング
• 転写後調節
• mRNA
• 遺伝子発現量
• バイオマーカー

詳細情報

• CRID: 1390001205219103360
• NII論文ID: 130003365071
• NII書誌ID: AA12095429
• DOI: 10.1625/jcam.10.1
• ISSN: 13487930
• ISSN: 13487922
• NDL書誌ID: 024647031
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024647031
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/10/1/10_1/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013222418
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可