土壌ガス調査結果を用いた土壌汚染源の推定方法

• 日比 義彦

  名城大学理工学部環境創造学科

書誌事項

タイトル別名

• A method for estimating the source of chemical pollutants in soil gas by using results of the soil gas surveys
• ドジョウ ガス チョウサ ケッカ オ モチイタ ドジョウ オセン ゲン ノ スイテイ ホウホウ

抄録

本研究では，土壌汚染の位置を推定する方法を開発するために，仮想地盤の土壌ガス中の物質移動順解析の結果を検討した。その結果，深さ1mの濃度分布の分散または濃度の平均位置と経過時間の関係を二次関数で表すことができ，これらの二次近似式を使うことによって汚染源の位置を2～4mの精度で推定することができることが本研究で分かった。さらに，濃度の平均位置と経過時間の二次近似式の一次項の係数が深さ方向に増加する傾向を示すので，この特性を利用すれば汚染源の深さの推定も可能となる。

収録刊行物

• 地下水学会誌

  地下水学会誌 55 (2), 135-153, 2013

  公益社団法人 日本地下水学会

キーワード

• 土壌ガス
• 汚染源の探査
• 土壌ガス中の物質移動順解析
• ガス濃度分布
• 土壌ガス調査

詳細情報

• CRID: 1390282680056540544
• NII論文ID: 10031177454
• NII書誌ID: AN10088275
• DOI: 10.5917/jagh.55.135
• ISSN: 21855943
• ISSN: 09134182
• NDL書誌ID: 024774574
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024774574
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可