ワルファリン療法中に急速に増大・破裂した軟硬口蓋粘膜下血腫の1例

  • 桃田 幸弘
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野
  • 茂木 勝美
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野
  • 青田 桂子
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野
  • 高野 栄之
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野
  • 可児 耕一
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野
  • 東 雅之
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔内科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Rapidly-Enlarged and Ruptured Submucous Hematoma of Soft and Hard Palate during Anticoagulation Therapy with Warfarin: A Case Report
  • 症例報告 ワルファリン療法中に急速に増大・破裂した軟硬口蓋粘膜下血腫の1例
  • ショウレイ ホウコク ワルファリン リョウホウ チュウ ニ キュウソク ニ ゾウダイ ・ ハレツ シタ ナンコウコウガイ ネンマク カケッシュ ノ 1レイ

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抄録

ワルファリン療法中に急速に増大・破裂した軟硬口蓋粘膜下血腫の1例を経験した。<br>症例は76歳,男性。食事中,急に口蓋が腫脹し,呼吸困難を訴え救急搬送された。発作性心房細動,糖尿病,高血圧症でワルファリン療法中であった。正球性貧血とPT-INR値は1.52を呈した。呼吸・循環動態に異常なく,軟硬口蓋粘膜が広範に剥離していたが,圧迫止血後,粘膜弁を縫合閉鎖した。<br>症例は留意すべき口腔の出血性合併症であった。

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