分子イメージングによる変性性認知症の病態解明

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タイトル別名
  • 第五回千葉医学会奨励賞 分子イメージングによる変性性認知症の病態解明
  • ダイゴカイ チバ イガッカイ ショウレイショウ ブンシ イメージング ニ ヨル ヘンセイセイ ニンチショウ ノ ビョウタイ カイメイ
  • ブンシ イメージング ニ ヨル ヘンセイセイ ニンチショウ ノ ビョウタイ カイメイ
  • Molecular imaging of neurodegenerative dementia

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抄録

type:text

増え続ける認知症は大きな社会問題となっているが,現状では病態の差によらず,画一的治療が行われている。私は異なる背景病理を持つ認知症の,病態評価に基づく新規治療戦略の提案を目的として,分子イメージング技術を用いた認知症の病態解明に関する研究を行ってきた。研究成果から,既存のアルツハイマー病(AD)治療薬が,一部のAD以外の認知症治療に応用出来る可能性や,病態に応じたテーラーメード治療を行える可能性を示した。本稿では一連の分子イメージング研究の成果とその意義について概説し,今後の研究展望についても述べる。

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