HIVワクチン開発への分析的・統合的視点

• 山本 浩之

  国立感染症研究所エイズ研究センター

書誌事項

タイトル別名

• Analytic and integrative perspectives for HIV vaccine design
• HIV ワクチン カイハツ エ ノ ブンセキテキ ・ トウゴウテキ シテン

抄録

予防エイズワクチンは，免疫応答障害・持続感染成立の観点で最適化されたウイルスに対して逆に最適な適応免疫応答を惹起することが求められる．ゆえにその誘導パターンは，免疫系の元来のデザインに忠実なバランスの取れたものと大幅に異なった変則的な応答（群）の方が却って良い可能性もある．本稿では，多くの特徴をもつ感染病態依存性のT細胞（細胞傷害性T細胞/CD4陽性T細胞）・B細胞（中和抗体）応答を，ワクチン誘導にどのように反映させることで in vivoのHIV制御が達されうるかを論じてゆく．

収録刊行物

• ウイルス

  ウイルス 63 (2), 219-232, 2013

  日本ウイルス学会

キーワード

• General Medicine

詳細情報

• CRID: 1390001205078912896
• NII論文ID: 130004713427
• NII論文ID: 40019933720
• NII書誌ID: AN00018808
• DOI: 10.2222/jsv.63.219
• COI: 1:CAS:528:DC%2BC2cXpsleksrw%3D
• ISSN: 18843433
• ISSN: 00426857
• NDL書誌ID: 025127626
• PubMed: 25366056
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025127626
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2014140961
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可