北海道のストックから分離されたソラマメウイルトウイルス2およびキュウリモザイクウイルス

  • 堀田 治邦
    北海道立総合研究機構 農業研究本部 道南農業試験場
  • 佐々木 純
    北海道立総合研究機構 農業研究本部 中央農業試験場 現在:北海道立総合研究機構 農業研究本部 北見農業試験場
  • 西脇 由恵
    北海道立総合研究機構 農業研究本部 花・野菜技術センター

書誌事項

タイトル別名
  • <i>Broad bean wilt virus 2 </i>and <i>Cucumber mosaic virus </i>isolated from Stock in Hokkaido
  • ホッカイドウ ノ ストック カラ ブンリ サレタ ソラマメウイルトウイルス 2 オヨビ キュウリ モザイクウイルス

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抄録

<p>2007~2008 年に北海道の道南および上川地域で栽培されたストックに生育抑制,葉の退緑斑紋,葉の弱いモザイクおよび花弁の斑入り症状が発生した.ELISA によるウイルス検定,単離したウイルスの遺伝子配列や各種植物への宿主反応からソラマメウイルトウイルス2(BBWV2)およびキュウリモザイクウイルス(CMV)と同定された.接種試験から,BBWV2,CMV ともに原病徴が再現され,花弁の斑入り症状も確認した.以上から,北海道における斑紋病の発生とCMV はストックで未報告であることから,モザイク病の病原として追加したい.</p>

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