有機物連用試験(水田・畑地)における土壌中の炭素・窒素量の変化

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タイトル別名
  • Changes in carbon and nitrogen levels in the soil of paddy fields and dry fields with continuous application of organic materials
  • ユウキブツ レンヨウ シケン(スイデン ・ ハタチ)ニ オケル ドジョウ チュウ ノ タンソ ・ チッソリョウ ノ ヘンカ

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抄録

水稲-麦,水稲-タマネギ,畑地単作体系で,有機物の長期連用が土壌中の炭素・窒素含量及び収量に及ぼす影響を調査した。1 水稲-麦体系で,稲わら・麦わらを水田に連用することにより,土壌中の全炭素・全窒素は,わら類を施用しない場合に比べ多くなった。2 水稲-タマネギ体系で,牛糞たい肥をタマネギ作付け時に連用することにより,土壌中の全炭素・全窒素は,たい肥を施用しない場合に比べ多くなった。3 畑地単作体系で,牛糞たい肥を冬野菜作付け時に連用した場合,牛糞たい肥を施用しても,投入量によっては全炭素量を維持できなかった。4 収量は,麦わら・稲わらや牛糞たい肥を連用した場合と化学肥料のみを連用した場合に,差はなかった。

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