発熱と歩行障害を契機に診断された弧発性Creutzfeldt-Jakob病の一例

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  • 症例報告 発熱と歩行障害を契機に診断された孤発性Creutzfeldt-Jakob病の一例
  • ショウレイ ホウコク ハツネツ ト ホコウ ショウガイ オ ケイキ ニ シンダン サレタ コハツセイ Creutzfeldt-Jakobビョウ ノ イチレイ

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抄録

Creutzfeldt-Jakob病(以下CJD)はプリオン病の代表的疾患であり,脳における海綿状変化と異常プリオン蛋白(scrapie prion protein ; PRPSC)の蓄積を特徴とする感染症で,同種間あるいは異種間で伝播しうる。 ヒトプリオン病は,病因より原因不明の弧発性,家族性,感染性に分類され,人口 100 万人あたり年間約 1 人が罹患する稀な疾患である1)2)。今回,発熱を主訴に来院し,不明熱の精査中に弧発性CJDの診断に至った一例を経験したので報告する。

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