書誌事項
- タイトル別名
-
- Six cases of monochorionic monoamniotic twin pregnancies
- 症例報告 当院で管理した一絨毛膜一羊膜性双胎6例の検討
- ショウレイ ホウコク トウ イン デ カンリ シタ イチジュウモウマク イチ ヨウマクセイソウタイ6レイ ノ ケントウ
この論文をさがす
抄録
一絨毛膜一羊膜性双胎(monochorionic monoamniotic twin;MM双胎)は双胎妊娠のなかで最も周産期予後が不良といわれているが,管理方法は未確立である.2001~2012年に当院で管理した6例のMM双胎を検討した.平均入院週数は26週0日で,全例子宮収縮抑制剤を投与し,胎児心拍数モニタリング(fetal heart rateモニタリング;胎児心拍数モニタリング),超音波検査にて厳重に胎児監視を行った.出生前に超音波検査で全例に臍帯相互巻絡を認めたが胎児機能不全はなく,選択的帝王切開にて全例生児を得ることができた.MM双胎は臍帯相互巻絡の頻度が高く臍帯血流不全のため胎児死亡や神経学的後障害のリスクが存在するが,24週ごろから入院管理を行うことで妊娠期間の延長をはかり良好な周産期予後を得ることができた.〔産婦の進歩66(2):163-168,2014 (平成26年5月)〕
収録刊行物
-
- 産婦人科の進歩
-
産婦人科の進歩 66 (2), 163-168, 2014
近畿産科婦人科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204948154240
-
- NII論文ID
- 130004438618
-
- NII書誌ID
- AN00099490
-
- ISSN
- 13476742
- 03708446
-
- NDL書誌ID
- 025522795
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可