スライスパッチクランプ法を用いた一次運動野ニューロンとシナプス機能の解析

  • 木田 裕之
    山口大学大学院医学系研究科システム神経科学分野(生理学第二)
  • 美津島 大
    山口大学大学院医学系研究科システム神経科学分野(生理学第二)

書誌事項

タイトル別名
  • Patch Clamp Technique in Brain Slices: Recording of Neuronal Activity in the Rat Primary Motor Cortex
  • スライスパッチクランプホウ オ モチイタ イチジ ウンドウノニューロン ト シナプス キノウ ノ カイセキ

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抄録

パッチクランプ法は細胞レベルで脳機能を解明するための有用なツールである.パッチクランプ実験を成功させるために,本稿では1)良質な脳サンプル標本を得るための注意点,2)顕微鏡下における脳スライス標本の観察の方法,3)細胞へのアプローチとパッチ膜の形成の手順を解説する.さらに細胞特性やシナプス機能解析の実験例を挙げて実験手法を紹介する.

収録刊行物

  • 山口医学

    山口医学 63 (3), 189-193, 2014

    山口大学医学会

参考文献 (7)*注記

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